ヒゲにあこがれて

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ロックの魔法にかけられて1996-『Eels/Beautiful Freak』

入れ墨の入ったにーちゃんと呼ぶには少し年齢を重ねすぎてる人たちの会話を聞いた。

「俺たちは年取るのやめたからなー!やっぱりさぁ、The Doorsがさぁー、ビートルズがさぁー」

きっとロックンロールの魔法にかかったまんまなんだろう。

 

ビートルズThe Doorsも最高。間違いない。

ただ、聞いてる音楽が変わらないことと年を取らないことは違う気がする。

そのにーちゃんと呼ぶには歳を取りすぎた人が

「最近、ケンドリックにハマってさー」

なんて言ってたら、マジで年取らねぇ人だな、って思う気がする。

 

ロックは、こうはなりたくないなって年の取り方をしてる。

そんな気がしてならない今日この頃です。

 

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Artist: Eels

Title: Beautiful Freak

 

これはEelsというアメリカのインディーバンドのアルバムで1996年発売です。

さっきの古い音楽は、、とかの話はどこにやら。

上質なんだけど、どこか捻くれてる。

そんな雰囲気の曲たちで構成されてます。

 

いい人なんだけど、きっといい人なだけじゃない

みたいな人って、近寄りがたいけど魅力的に見えたりしません?

そんな人を面白いと思う自分が捻くれてるのでしょうか。

 

超美メロなのにアルバムの出だしが

Life is hard and so am I

なんて、めちゃくちゃ洒落てる。

生きるのむずいよな、なんてことを友達と話してたのを思い出したりした。