ヒゲにあこがれて

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みんなの好きなものが好き-『働く男/星野源』

好きな女優は?って聞かれて本当は

新垣結衣!」

って答えたいけど、なんか斜に構えて

「あの、、知ってるか分かんないですけど、、シンゴジラに出てた、、あっ!そうです!その役の人!」

みたいに答えちゃう自分が僕の中にはいたりします。

 

人が知らないことを知ってる自分、普通とは違うんだぞ!と言える自分、みたいなのを誇示したいのかもしれません。

なんか、文字にするとより一層情けないですね。

 

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作者:星野源

Title:働く男

 

 数年前まで、星野源が好きなんです〜と言うことは自分は周りのまだ気づいてない良さに気づいている

ということを示すのにちょうど良かった。

もちろん星野源さんの歌も、サケロックも最高に好きだし、言ってたことに嘘偽りはない。

 

でも今は星野源めちゃくちゃ好きなんです。

ってなんか言いにくい。

星野源の本に感動した!

なんてもっと言いにくい。

 

トマスピンチョンとか読んで、小難しい感想をネットの海に放り投げたい!(ほとんど面白さが分からず、読んでる途中で本を投げ捨てた)

 

星野源さんの働く男は星野源の色んな仕事についてまとめたものです。ほんと働きすぎだろって感じ。

実はこのブログの形式は、働く男の中にある星野源さんのコラムを参考にしてる。

 

本を読んで 、

皆が好きになってきたから好きじゃなくなるとか、好きと言いにくくなるとかは、

自分に対して不誠実だと、思った。

 

自分のアンテナに引っかかったものを周りと比較して、さも引っかかってなかったように振る舞うのは自分に嘘をついてるということのような気がする。

そんな事を続けているといつか自分のアンテナはボロボロに錆びついてしまうんじゃないかな。

あれ、自分って何が好きだったんだっけ的な。

 

僕は邪な人間だから、人から良く思われたいってすぐに思うけど、自分に不誠実にならないように、仕事にも趣味にも取り組まなきゃな。

その姿勢が誰かに届くようになれば、もっと嬉しいな。と思ったりする。

 

誰かに届いてほしいなんて思ってる時点ですでに邪なのかもしれないけど。