気づかないふり- なぎ / 環roy
日本語って面白い言葉だなと思う。
日本語以外の言語が堪能じゃない、
そもそも日本語も堪能じゃない僕が言うのもなんだか、
日本語は面白いと思う。
1つの言葉が色んな意味を持つというか、
言葉の中の言葉以外の意味(もう日本語が不自由なのがバレる)が多いというか。
その一方で、人によって色んな捉え方をしてしまうという側面もある。
論理的に学習するには英語の方がいいと、
読めもしない英語の専門書を読んでた大学時代もあったなぁ。
Artist : 環roy
Title : なぎ
この「なぎ」という言葉も色んな意味、色んな想像を膨らますことが出来る言葉のように思える。凪だったり、そこからなぎさなんて言葉を連想したり。
https://www.google.co.jp/amp/s/qetic.jp/interview/tamakiroy-pickup/249066/amp/
このインタビューを読んでもらってから、
アルバムを聞くと、なるほどそういうことだったのか
と納得のいくことが多い。
環royを聞いて、HIP HOPじゃないとか、アーティスト気取りかよ、とかそんな意見をネットで見た。
僕はそんな人たちには中指を立てたくなる。
環royは自分がどんな風に周りから見えてるか、
客観的に理解した上で、
「オレはこう思うよ。君は?どう思う?」
ということを一貫して、色んな手法で伝えてくれる。
「君が気づかないふりをやめるまで ここで 待つよ」
「間違いや絵空事をいくつも描いた 君も同じだろう」
こんなことを歌われたんじゃ、朝から泣いてしまう。
言葉の面白さ、味わい深さ、自分の中の想い
みたいなものを改めて見つめ直すことが出来る。
そんなアルバムだと、僕は感じた。